ジェフ・コブ選手はなぜ強いのか?

選手の身体機能

どんな選手?

新日本プロレスで今1番勢いのある外国人選手は誰かと聞かれたら、前回紹介したザックセイバーjr選手と、今回紹介するジェフコブ選手が思いつくでしょう。

まず見た目からして強そうなのはわかりますね。

現在は新日本プロレスの中で、United EMPIREというユニットで活躍をしております。

身長178cm、体重119kgのハワイ州ホノルル出身のレスラーで、生年月日は1982年7月11日(現在39歳)が誕生日のジェフコブ選手。

そんなジェフコブ選手のルーツや強さの秘密を考察します!

今回も体の専門家から見た選手紹介シリーズです!

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実績は?

レスリングをバックボーンに持ち、2004年のアテネオリンピックではグアム代表として、レスリングフリースタイル84kg級に出場した経験があります。

また、開会式では旗手を務めたそうです。

そんなオリンピックアスリートのジェフコブ選手は2009年よりプロレスラーに転向。

驚異的な身体能力から、海外のインディー団体を渡り歩き数々のベルトを奪取。

実績が評価され、2017年11月に新日本プロレスへ参戦しWORLD TAG LEAGUEにマイケルエルガン選手と共に出場。

現在はUNITED EMPIREのメンバーとして活躍しています。

身体機能の特徴は?


引用:プロレスtoday

見た目からわかるように、まずデカイですよね。
身長は178cmとヘビー級のレスラーの中では特別大きいわけではありませんが、体重が約120kgあります。

ただ筋肉が大きくて力が強いということではなく、いわゆる身軽なレスラーでもあります。

特に注目して見て頂きたいのは、下半身の太さとお腹周りの強さです。

試合中のコスチュームでは胴回りは隠れているためよく見えませんが、お腹が少しポッコリしています。

ただ脂肪が乗っているだけでなく、脂肪の下にはかなり強い腹筋群が存在しているはずです。

また、下半身の中でもお尻周りから太ももにかけてのボリュームにも注目して下さい。

お腹や上半身も太いため、下半身のデカさが見た目ではわかりにくいですが、相当デカいです。

これらの特徴を踏まえ、なぜ強いのか考えてみます。

なんで強いの?

今から説明する内容はあくまで個人的な考察なので、そんな考えもあるんだー、というぐらいの気持ちで見て頂けると幸いです。

先程説明したように、お腹周りと下半身がポイントになると思います。

まず、お腹周りにはいわゆる【腹筋】と言われるものがありますが、解剖学的には腹筋という筋肉は存在しません。

腹直筋内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋などが存在し、基本的には骨盤と肋骨、胸骨を繋ぎ合わせる役割をしています。

特に腹横筋や腹斜筋は範囲が広く胴回りをカバーしているため天然のコルセットのような役割があります。

腹直筋と腹横筋⬇︎

引用:解剖学アトラス

内腹斜筋⬇︎

引用:解剖学アトラス

外腹斜筋⬇︎

引用:解剖学アトラス

別の言い方をすると、これらは体幹を安定させてくれる働きがあるということです。腹圧を高める、という言い方が使われます。

おそらく、ジェフコブ選手はこの機能がめちゃくちゃ強いんだと思います。

ここで言う【強い】というのは単に腹筋運動がたくさんできるとか、腹筋がバキバキとか、そういうことではありません。

もちろん筋肉自体の発達もスゴイと思いますが、それに加え一気に体幹を支える筋肉たちが機能できる能力に長けているということです。

相手を持ち上げたり、振り回したりする際にお腹周りの筋肉を使ってお腹の圧を高めることができないと体幹がブレてしまうため、上手く相手をコントロールできません。

レスリング出身というだけあって、相手を持ち上げたり、引き込んだりする際に一気に腹圧を高めて、効率良くパワーを発揮できるのだと思います。

次に下半身ですが、特に殿部の強さが素晴らしい!

あらゆるスポーツのアスリートに共通するのが、殿部の強さです。

殿部は大殿筋、中殿筋、小殿筋、外旋六筋などあります。

これらは基本的には骨盤と大腿骨を繋ぎ合わせる筋肉で、股関節を動かすには欠かせない筋肉です。

要は下半身のパワーを体幹、上半身へ効率良く伝えるためには重要なパーツです。

体幹機能と殿部のパワーを最大限に発揮しているのが、彼の必殺技である【TOUR OF THE ISLAND】になるのだと考えます。


引用:njpw.co.jp

特に来た相手を捉えて持ち上げて一旦止まるタイミングありますよね?
運動学、解剖学的に考えると、あそこのタイミングで体幹と殿部をめちゃくちゃ使います。

このパワーが発揮できるので、低い姿勢から相手を持ち上げたり、120kgもある体でキレイなドロップキックや、その場飛びのムーンサルトプレスで飛ぶことができたりするわけです。



引用:プロレスtoday

下半身の土台が頑丈で、さらには体幹部分がブレないため軽々と相手を投げたり、振り回したり、引き込んだりできるわけです。

シンプルに考えてみて下さい。

100kg以上ある大男を投げ飛ばすなんてできます?

ブレーンバスターで持ち上げた姿勢でスクワットできますか?


引用:プロレスtoday

本当に素晴らしいアスリートです。

最後に

今回はジェフコブ選手を考察しました。

体の専門家の自分から見ると、ジェフコブ選手の身体機能はスゴイということをみなさんにも知って頂きたく紹介しました。笑

これまで見てきたレスラーで間違いなくトップレベルの身体能力を持った選手です。

彼のプロレスを見る時は腕や胸の厚さではなく【お腹とケツ】を注目してみて下さいね。笑

以上で終わります!

読んで頂きありがとうございました(^^)

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